金属ネームプレートの製品情報
- 用途
- 各種金属プレート、屋外案内板
金属(ネームプレート)には以下の6種類の標記製法があります。
1.エッチング
エッチング銘板は、
金属表面を局部的にエッチング(食刻)して凹凸を形成し、
へこんだ部分にメラミン樹脂塗料を流し込む事により
製作した銘板です。
- 適用材料
- アルミニウム・ステンレス・真鍮・銅・その他
3.メタルフォト
アルミニウム表面を陽極酸化し、
そこにできた無数のポアー(小孔)上に感光性銀乳剤が
塗布されたものです。
アメリカのMIL規格(MIL-STD-130 等)にも認められており、
ボーイングの規格「BAC5875」でも指定されています。
4.彫刻
プラスチック・金属・塗装パネルなどの素材に
機械彫刻機を使用して文字を彫刻していく技術です。
主な用途は、「アルミ機械銘板」「塗装パネル」「アクリル銘板」、
その他、「刻印」。
素材を掘って行く為、彫刻した文字が消えにくくなります。
- 適用材料
- 彫刻刃が削れる材料ならば、何に対しても彫刻できます。
一般的には、アクリル・精密板金等に彫刻することが多いです。
5.シルク印刷
版支持板としてメッシュを用い、
その上につくられた版画像を通してインキを被印刷体(素材)に
移転させ、画像複製をおこなう印刷です。
シルクスクリーン印刷の特徴としては、
非常に多くの印刷素材に対応できる点があげられます。
エッチング銘板やアルマイト銘板と比べ、 量産性に優れているため、大量製作の金属・樹脂銘板としても多用されています。
- プレス加工
- プレス金型を使用し、プレス加工する外形仕上げ方法です。特殊形状に加工する場合や数量が見込まれる場合、精度が要求される場合などに利用します。
- レーザー加工
- アルマイト銘板は、アルマイト皮膜上に、染色画像を形成し、有機性染料をアルマイト層に浸漬させ、封孔処理して作成する銘板です。
- シャーリング加工
- 切断機を使用し、外形の切断加工する仕上げ方法です。
- 手加工
- 金切はさみ・その他職人の手加工による仕上げです。単品もので安価に対応できます。